室町時代の 永禄4年(1561年)、西郷正勝 は嵩山の 月ヶ谷城 を嫡男元正に譲り、五本松城を築城して三河西郷氏の本城とする。
石巻地区に勢力を持っていた西郷氏は今川氏に属していたが、1529年松平清康 の「吉田城 攻め」、1530年「宇利城 攻め」では松平氏に属し、1535年「守山崩れ」で松平清康が暗殺されると再度今川氏に属す。
永禄3年(1560年)5月19日、「桶狭間の戦い」で今川義元が戦死したのをきっかけに再び松平氏に属したため、1562年、今川氏真の武将で遠州宇津山城の朝比奈泰長に夜襲をかけられ城主正勝は討ち死。
|
|