大善寺は浄土宗の寺院で、山号は宝乗山、法然上人三河二十五霊場第8番札所。
天文元年(1532年)、田峯城 主 菅沼定継 が大膳庵を建てたのがはじまりという。墓地には徳川家康の長女であり、新城城 主 奥平信昌 の妻でもある 亀姫 (生母は築山御前)の墓がある。 大善寺は亀姫が開基となったため、江戸時代から葵の紋の使用が許されて、現在でも山門や、土塀に葵の紋を見ることができる。因みに、大善寺の前の通りは「亀姫通り」という。
また、「新城昔ばなし」にある「六人仏」の墓 や、境内には「南無阿弥陀仏」と書かれた 徳本上人 の名号碑がある。 |