大善寺・六人仏｜新城市 - 東三河を歩こう

大善寺の六人仏　　新城市西入船22

大善寺の墓地の中央程の所に、笠のついたお墓が2つ、笠のつかないお墓が4つ、計6つの古いお墓がある。
これは、新城藩の家臣・牧野彦太夫と、その妻と子ども4人のお墓で、「６人仏」と言われ、新城の昔ばなしが伝えられている。
墓石には其々、剣即欣応居士、剣到理白大柿、剣夢幻心信女、剣功縁霜信士、剣宥香夢童子、剣接了風童子と法名が刻まれ、いずれも「剣」の字が上についているのは、みんな自らの命を断ったことを表わしているという。