県道32号長篠東栄線の玖老勢の信号から北へ200m程行った所で旧道に入ると、すぐにT字路があり、ここを右に曲がると正面に大きな墓地が見える。その手前右手にフェンスで囲まれた広場があるが、ここに南設楽郡鳳来寺村の役場があったという。
鳳来寺村は、明治22年(1889年)門谷村と玖老勢村、副川村の一部が合併して誕生。昭和31年(1956年)4月1日 南設楽郡長篠村および八名郡大野町・七郷村と合併し、鳳来町となる。その後 平成17年(2005年)10月1日 新城市・南設楽郡作手村と合併して現在の新城市となる。
近くには 鳳来寺村道路元標、塩平城址、旧鳳来小学校跡 などがあり、ここが村の中心だったことがうかがえる。 |