[ 国府市(国府の市) ]

赤坂陣屋の代官 国領半兵衛が貞享2年(1685年)、家臣の片岡丈右衛門に命じて国府に市を開かせたのが、国府市の始まり。
国府観音には、「国府市開祖」と書かれた一対の小灯篭がある。
当初、国府市は4,9の六斎市だったが、いつの頃か「歳の市」に変わり、今では、2月11日(建国記念日)に開かれている。

当日はいろいろな屋台が出て

焼き鳥屋の辺りにはいい匂いの煙が漂い・・
おおぜいの人出で賑わう。 陶器市も名物の1つ。 ここで、お気に入りの器を買い・・
もう1つの名物、植木市で庭木や果樹を買い求める。 その他、いろいろな店が出て、

2007年からは、町の有志・信楽会主催による
ウォークラリーも開催される。
地元の商店も、それぞれ、売り出しやイベントを開催して、国府市を盛り上げ・・
    
国府市に協賛するお店のチラシも新聞に折り込まれ、事前PRに貢献している。

国府市名物の”厄よけ餅”
これを食べると夏病みをしないとの言い伝えがある。
買い求めるには、予約するか、行列の中に入って待つしかない。 売切れにご注意!

赤坂陣屋 陣屋とは「代官所」ともいい、赤坂陣屋は「三河県役所」ともいわれている。
六斎市(ろくさいいち) 1と6とか、2と7とか、4と9のつく日に月6回開かれる市。
南北朝時代には商品の流通が活発になり、常陸国国府(こくふ)はじめ、戦国時代になると日本各地で開かれるようになる。

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