東漸寺・伊奈城主の墓・卒塔婆  豊川市伊奈町縫殿58
東漸寺は曹洞宗永平寺 派に属し、山号は万年山、本尊は延命地蔵菩薩。
室町時代の明応元年(1492年)に 伊那城 の三代城主本多正時が堂宇を建てたという。歴代の住職で著名なのは、境内の整備、寺領の増大に努めた第15世傑仙薫英和尚であり、雪印乳業工場正門の道路向かいに 傑仙塚 がある。
墓地には、伊奈城 主本多家五代(初代 = 本多定忠 二代 = 定助 三代 = 正時 四代 = 正助 五代 = 正忠)の墓がある。 
六代と七代の墓は お松見 にある。また、卒塔婆(板碑)は、向かって左側が伊勢湾式光背薄肉彫五輪塔、右側が三角頭光背五輪塔。
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(9)本多家五代の墓

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(12)左側が伊勢湾式光背薄肉彫五輪塔、右側が三角頭光背五輪塔

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