臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は神応山。 その昔、御津町下佐脇は紀州の熊野と関係が深く、長松寺(ちょうしょうじ)は熊野権現を祭る佐脇神社の奥の院といわれていました。 熊野から初穂米を取りに来る山伏の数が次第に増え、困惑した村人が山伏70人余りを処罰し、各所の塚に埋めたところ、それに関係した人たちが病気になりました。 そのため、宝永5(1708)年に長松寺の境内に塚を集めて山伏塚として供養をし、その上に如意輪観音像を安置したところ、人々の病気は治ったということです。 豊川市公報より引用
この観音石像は長松寺本堂の左手の墓地の奥にある。 また、12月第3日曜日に、無病息災を願う奇祭、「 どんき 」 が催される。 |