御油町は、東海道五十三次35番目の宿場町。 御油宿 の当時の衣服や道具、広重の浮世絵版画などを一堂に集めた資料館で、昭和63年4月に開館し、1階が展示室、2階が説明室となっている。 展示室中央には、御油・赤坂の両宿場町と
御油の松並木 を配した、御油宿復元模型(千分の一縮尺)を設置し、ボタンを押せば当時の本陣や問屋場などがランプで点滅する仕組みになっている。
このほか、市指定文化財の伝馬朱印状をはじめ安藤広重の浮世絵旅人留女や古文書、当時の日用品など地元に残る貴重な資料100余点が展示されている。入口には徳川家康が東海道に最初に植えたとされる樹齢380年の松の切株が置かれてある。 |