岩略寺城(長沢山城)跡  豊川市長沢町御城山 市指定史跡
東西三河の境として標高168mの御城山山頂に築かれた重要な役割を持った山城ではあるが、いつ、誰が築城し、誰が在城したのか、はっきりした史実が分かっていない。
一説には室町時代の1444~1449年に 関口刑部少輔満興 によって築かれ、弟の長沢直幸が城を守ったといわれているが定かではない。
城跡は2,800㎡と広大な面積を持ち、曲輪、井戸、石塁、土塁、堀など完全に近い状態で残っており、全山が要塞化されており、県下でも保存の良さ、大きさでは貴重な山城である。   【説明版より】
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