御堂山全福寺跡  蒲郡市相楽町荒井 市指定史跡
御堂山全福寺は聖武帝の神亀年中、行基が十一面観音を刻み、これを祀ったのが起源という。 その後、源頼朝 が三河の守護 安達藤九郎盛長 に命じて堂塔を建立させて 三河七御堂 の一つとして栄え、12僧院を備えた大規模な寺院で、天台宗に属する台密の修行道場でもあった。
文明元年(1469年)萩原芳信 は全福寺の僧徒を動員して、標高364mの御堂山山頂に 丹野城 を築いている。 しかし、翌 文明2年(1470年)、「丹野城の戦い」で牧野氏の攻撃を受け、わずか1年で全福寺と共に荒廃した。
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【 2005年01月26日撮影 】

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(4)全福寺の僧徒を動員して築いた丹野城址

(5) 礎石跡 【 2019年2月18日撮影】

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