永禄3年(1560年)に開創した浄土宗の寺院で、山号は諏訪山、本尊は阿弥陀如来。
境内の一角に、上部の欠けた五輪塔があり、こんな言い伝えが残っている。 小坂井のむかし話「地境争いと五輪の塔」より
「今から三百年ほど前の古い絵図をみると、現在の豊川市蔵子町と小坂井町宿とが、野川の川筋のことについて、地境の争いがたびたびあったことがわかります。 当時、その地境に五輪塔があり、両方でうばいあったと言われています。 この五輪塔は誰が建てたのか、誰を祀ったものかはっきりわかりません。
現在、塔の上の部分は、豊川市蔵子町の共同墓地にあり、下部は小坂井町宿の明光寺の境内にあります。」 |