豊橋バイパスの小坂井御津ICから県道384号千万町豊川線を南下すると、すぐに佐奈川を渡る。 ここに架かる橋が柳橋で、この橋の手前が柳堤で、現在は字名として残っている。春には、この橋の上から
ハマダイコンの群生 が眺められる。
この辺りは大雨が降るたびに洪水に悩まされたため、江戸時代に吉田城主に嘆願して堤防を作ってもらい、その道の両脇に柳の木を植えたことから「柳堤」と呼ばれたという。
小坂井のむかし話「 佐奈川の野水と柳堤」
「柳堤」は、別名「とうとう堤」とも呼ばれ、「とうとう堤の追いはぎ」 の昔ばなしも伝わっている。 |
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