セメント徳利窯跡  田原市御殿山
田原においてセメント製造が始まったのは、明治15年(1882年)。 蔵王山一帯の豊富な石灰岩をもとに、東洋組がニッ坂に工場を設立、その後、1889年に工場を豊島に移転して、徳利窯を使ったセメントの製造が始まる。 その後、1924年から回転窯に替わり、徳利窯は撤去されるが、そのうちの一部が残されて現在に至る。  「渥美半島 郷土理解のための32章」(福江高等学校 発行)より抜粋
この様な明治時代のセメント窯は、山口県小野田市( 旧小野田セメント製造株式会社竪窯)と、ここ田原市の2ヶ所しか残っていないという。
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【 2014年08月12日撮影 】

(1)北側より

(2)

(3)

(4)西側より

(5)

(6)

(7)南側より

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(9)

(10)

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