薬師の冷泉  新城市竹ノ輪牛丸
西竹の輪から牛丸の部落へ行く途中の道上に、薬師の湯と呼ぶ冷泉がわき出ている。皮膚病によく効くといわれ、江戸時代には浴室が建っていて、入浴者が各地から多数やってきた。よく繁昌したが、皮膚病の人が余りに大勢やってきたので、村の人たちは大変いやがってこの湯場を閉じてしまった。 今でも冷泉のわき出る湯元には湯綿がみられる。この冷泉の流れ出る沢には魚が一尾も住まず、泉のそばの岩の上にはお薬師様の石像がこけむして立っている。 ― 鳳来町誌民族資料編 より引用 ―
地元の方の話では、今でも水が枯れたことはないという。
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【 2020年03月17日撮影 】

(1)吉川峠に向かう途中、右の電柱の手前奥にある

(2)電柱の手前のここを入る

(3)奥の方に祠が見える。

(4)

(5)

(6)お薬師様の石像が祀られ・・・

(7)岩の下には今でも湧き出ている

(8)この沢には魚は一匹も住まないという

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