● お乳の出る大銀杏 前のページへ戻る   HOMEへ戻る 

 菟足神社のお旅所の若宮社を、小坂井の人たちは「お輿」と呼んでいます。 ここに、樹齢約6、700年の大銀杏があり、秋になるとたくさんの実をつけます。 この銀杏の木には枝の下あたりに、人間の乳房のようなこぶがたくさんできています。
 このためこの銀杏の木は、お乳(母乳)の授かる木として、このあたりの若い母親の信仰の対象でした。 赤ちゃんを生んでもお乳の出ない人は、布で乳房の形を作り、この銀杏の枝につり下げて、「どうかお乳を授けてください。」とおまいりをしました。 何度もおまいりをしてお乳が出るようになったら、さらにもう一つつるし、「神様のおかげでお乳が出るようになりました。 どうもありがとうございました。」 と言ってお礼まいりをしました。
 
「小坂井のむかし話」(小坂井町教育委員会発行)より引用


若宮社の大イチョウ

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