● 山車(だし)の曳綱 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 菟足神社のお祭りには、大山車が菟足神社の境内から、東海道を2日間にわたって上り下りします。若い衆から子どもまで、何百人もの人が2本の綱の両側に分かれて、唄を合図に少しずつ曳いていきます。
 この山車を曳くのに、東西どちらかの綱の力が強いと、山車はどちらかにかた寄っていきます。この山車の東側の綱の力が強ければ、その年は強い東風が吹き、西側の綱の力が強ければ西風が吹くと言われていました。強い東風が吹くということは台風が来ることを意味し、
西風がよく吹くということは、よい天気が続くことを意味しました。このようにして、綱の曳き合いの強さによって、その年の豊作や海産の豊作、凶作の占いが行われました。特にこの地方で漁業を営んでいた人たちは、東西の風の方向や強さに強い関心がありました。
菟足神社の祭りを「風まつり」と呼ぶのは、このことからであると言われています。

「小坂井のむかし話」(小坂井町教育委員会発行)より


菟足神社

風祭り

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