● 龍源院の観音堂 前のページへ戻る   HOMEへ戻る 

 竜源院の観音は奥郡七観音の一つであります。 元禄壬申5年秋9月17日時の住職大翁秀也和尚が夢に山田の泉福寺附近の渓間に霊木の光っているのを見て、これはただごとではないと思われ、早速泉福寺に参詣し観音を念ずること十有余日そして入念に附近の渓間を探して見ました。 果して立派な古木の朽木が見付かりました。 しかもそれは行基が七観音を刻んだ残木と思われました。 これ正しく観音の霊夢に違いないと喜びこれを持ち帰って仏師に依頼して、この木を以て観音像を刻みその頚部に寺に伝わる奥郡七観音の一つである聖観音像(行基菩薩の作)、の1寸5分の立像を容れ外に脇仏として不動明王と艮沙門天の木像をつくり更にお前立として魚藍観音像を求めて共に安置し当時の常光寺住職14世鳳山是麟大和尚に開眼を願い大供養会が営まれ、その年領主清水政永公及びその家臣はじめ信者の者が協力して一宇の瓦堂を建立することを発願し遂に享保8年今の位置に竣工を見るにいたったと伝えられています。 

  渥美町の伝説(渥美町教育委員会発行) より引用 

龍源院観音堂

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