● お田戸さんといぼ 前のページへ戻る   HOMEへ戻る   東三河の伝説・昔話へ 

 恐ろしい蛇の話とはかわり、これはまたありがたいお話が、昔ばかりでなく昭和も50余年も過ぎた今日実在しています。
 それは、田戸神社の社前にはきれいな玉砂利が敷詰められていますが、その石を一つお借りして、手当に出来た 「いぼ」 を 「お田戸さん、どうぞこのいぼを落して下さい」 と念じ乍ら、その石でこするのです。 何回となくくりかえすうち、知らぬ間にいぼは落ちるのです。
 ご利益頂いた人は、お借りした石をお返しするのですが、ある人は10倍にある人は100倍にして玉砂利を田戸神社の神前へお返ししています。
 落ちるのはいぼだけではありません。いたくていたくて苦しむ 「うおの目」 も亦ご利益があるのです。お田戸さんは色々の願をきき届けて下さる神様ですので、日参する人、月の1日、15日にきまってお参りする人等、お詣りは絶えないと言われています。参道にたくさんの鳥居が立並んでいますが、祈願をかけ成就した人はきまって鳥居をあげるとも伝えられています。
  渥美町の伝説(渥美町教育委員会発行) より引用


田戸神社

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