● 永観寺あたり 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 清井田の永観寺は、昭和50年に建てなおされて、山門が取り払われ、名前も「酒井田集会所」と改められました。しかし、かつて尼寺として栄えた時代の仏像や宝物は大切に保存されております。
 中でもお薬師様は、鳳来寺のお薬師様と兄弟で、同じ人が同じ木からつくったのだといわれています。
 また、表の小さな御堂には、目の前で米俵とさかさづりの人間をはかりにかけている聞魔大王はじめ、青鬼赤鬼など全部で15体の木像が並び、地獄極楽裁判の様子が見られます。
 そして、寺から歩いて十分とかからないところが「ころみち坂」です。昼間でも何となく気味悪いじゃり道をたどっていると、
「この坂でころぶと袖を切られるぞ。」
そんな声が、どこからか聞こえてくるような気がします。大人も子どもも、この坂に来ると、ことさら気をつけて歩いたそうです。いつの間にか「そで切り坂」と呼ばれるようになりました。

 新城昔ばなし 365話(新城市教育委員会発行) より引用 


永観寺

コロミツ坂

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