● 波切不動尊 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 大和田の白鳥神社と慶雲寺のほほ中間に位する滝の久保の渓川が大川に合流するすぐ上手に、高さ8mくらいの滝があります。この滝の滝壷付近に苔むした石の祠があり、その中におまつりしてあるのが波切不動尊であります。
 今から500年くらい前に古戸崩があって、大和田の家屋も耕地も全滅的の打撃をうけましたが、その直後に、庄屋の稲吉庄兵衛さんの提唱で建立されたのが、この波切不動尊であります。水難防除、村中安全を祈願して勧請した不動様も、江戸時代に、山崩れのため遭難されたことがありましたが、明治末年ころに阿部乙太郎さんらの老人連が復興された経緯も語り伝えられています。
 こんもりと茂った常緑樹に囲まれた不動滝は白いしぶきをあげて綜々と落下しており心気自ずとひきしまる聖域でここに鎮座まします波切不動尊は部落民の信仰をあつめております。
 
つくで百話(作手高原文化協会) より引用 


波切不動尊

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