じょうろう岩 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 川合部落から字連川を約3Km程さかのぼると、東三河一帯をうるおしている豊川用水の貯水池鳳来湖が満々と水をたたえ、見事な景観を作り出している。この鳳来湖の右岸にそびえ立つ巨岩を土地の人は上臈岩と呼んでいる。この巨岩は、近くの乳岩、鬼岩、獅子岩と共に、鳳来湖付近の四大巨岩の1つに数えられている。
 昔、京の都から、何か訳があって都を捨てたと思われる上臈が3人やってきて、この巨岩の陰のどうくつの中に世をしのんで住んでいた。何年かたってからのこと、山仕事に出かけた付近の人たちが、この岩の付近で、上臈が使ったと思われるくしやかんざしを拾うことがあった。拾った人はみんな珍らしがって家へ持ち帰るのだが、家へ帰り着いてみるとどうしたことか不思議にも、全部木の葉になってしまっていた。

鳳来町誌民族資料編(南設楽郡鳳来町発行) より引用 


上臈岩

一つ前へ戻る        HOMEへ戻る