● 粕塚の由来 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 むかし、この辺に旭長者が住んでいました。冬の雪が消えて、庭の椿のつぼみが赤みをおびるころになると、長者の家では、新しいお酒を作りました。お酒ができると、毎年お祭りが行なわれ、長者の家の門が開かれ、酒がめがならべられて、訪ねてくる人は誰でも自由に飲むことができました。そこで遠くの村々からも、長者の徳を慕って続々と集まりました。この日、神様にお供えするお酒は、黄金色にすみとおり、すばらしい香りと味のもので、長者みずから神様にお供えしていました。このお酒をしぼった酒かすは、決まった場所に埋められ、それが積み重なって、今の粕塚になったということです。

新城 文化財案内(新城市教育委員会発行)より引用


粕塚

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