● 服部神社 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 昔、大野の一帯は、麻や桑が自生しており、麻糸や絹糸が早くから作られていた。赤引の伊兵衛沢の付近はその中心地であった。そこに織物の神である天棚機姫命と五穀農耕の神である豊受姫命を合祀した祠が祭られていた。これを服部大明神といった。
 ところが、今から7百年ほど前、野火のためにこの服部大明神は焼けてしまった。そのとき不思議なことに、御神体は火炎の中から空中高く舞上がり、北の方を指して飛んで行った。そして当時、大野原と呼んでいた大野神社の所へ舞い降りた。これを見た村人たちは、この珍しい出来事に感ずるところがあって、大野神社の境内に社殿を作って祭った。これが現在の服部神社である。

鳳来町誌民族資料編(南設楽郡鳳来町発行)より引用


大野神社と服部神社

一つ前へ戻る        HOMEへ戻る