● 六地蔵   前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 深沢橋の東脇から市川の部落へ300m程入った、左手の道端に、六地蔵がまつられています。
 この六地蔵は、昔、市川に赤痢が流行して、村中が大騒ぎになったことがありました。 医者もいないし、よい薬もなくて、とうとう30人くらいの人が死んでしまいました。
 村中総出で、死体を西の山の鍋山へ運び、ここで薪をたいて火葬にしてから、それぞれの墓地へ葬りました。 それから後は、村の人たちもいつかその焼場にした鍋山を忘れて、お参りに行く人もなくなってきましたので、これでは仏様にすまないということで、鍋山の下の道端に六地蔵をまつり、鍋山で焼かれた人たちにお参りできるようにしたのだということです。

新城昔ばなし 365話(新城市教育委員会発行) より引用 


六地蔵

東三河の伝説・昔話    一つ前へ戻る    HOMEへ戻る