浄瑠璃姫と源義経 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 浄瑠璃姫は矢作〔岡崎市〕 の兼高長者の娘です。鳳来寺峰の薬師に願をかけて生まれた娘です。
 源平の戦いの後、追われる身になった義経が奥州を目指して三河を通ったとき、源氏にゆかりのある兼高長者の家に泊りました。その夜、義経は姫の弾く琴に合わせて笛を吹き、一夜を過ごしました。義経は、鳳来寺の千寿が峰で待っていて下さい、と言って去りました。姫は千寿が峰の麓に庵を作って乳母とともに待ちましたが、義経は現れません。待ち焦がれていたある日のこと、義経は三日前に通って行ってしまったという噂を聞きました。
 姫ははかない恋を悲しんで自害してしまいました。村人は姫を哀れんで墓を立てて供養しました。
 この墓は厄病を防いでくれるという信仰が広まって、お参りの人々で賑わった時代もありました。今も千寿が峰には浄瑠璃姫の祠が祀られています。                         

「鳳来寺山案内」 より引用 


浄瑠璃姫と源義経

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