● いぼころり 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 むかしむかし、西の郡のお城に、ひとりの美しいお姫さまがいました。 お姫さまは美しいだけでなく、心のやさしい、信心深いお方でした。 ことに、竹島の弁天さまを深く信仰され、毎月かかさずお参りを続けていました。
ある朝、お嬢さまの顔に、イポがいっぱいできているではありませんか。 びっくりしたお殿さまは、すぐに、有名な医者をよんだり、えらいお坊さんにご祈祷をあげさせたりしましたが、少しも良くはなりませんでした。
そんなある日、お姫さまは、ふと竹島の弁天さまのお参りを忘れていたことに気づき、こっそりと、お籠に乗って出かけました。
お姫様はー心にお参りをしていると、突然、目の前に弁天さまが現れ、「五井の岩神さまに行き、岩の上に溜まった水で顔を洗うがよい。 そうすれば、イポはきっと藩ちるであろう。」と告げられます。
お姫さまは、五井の岩神さまへと急ぎ、そこで、小さなほこらと大きな岩を見つけました。 焦っていたお姫さまは、岩の上で足を滑らせてしまいます。 その時、岩の上の水が、バシャツと顔にかかってしまいました。
するとお姫さまのイポはなくなり、それどころか、前にもまLで美しくなっていました。 お殿さまも、たいそう喜ばれて、岩神さまの小さなほこらを立派なものに建て直しました。 このことがあってから、岩神さまのことを医王神(いぼがみ)」と呼ぶようになりました。

  広報がまごおり(平成21年2月号)より引用 


医王神古墳

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